清水建設では、人と自然の新たなかかわりを探し、谷津という貴重な環境を未来に残すため、
産官学民連携による「湿地グリーンインフラ」の再生を進めています。
今月は谷津にある田んぼで田植えのお手伝いを行いました。梅雨に入り、じめじめとしていましたので、ひんやりとした水田は心地よかったです。田んぼにはしっぽの生えたカエルや、ヤゴなどの生き物が数多くいて、しみず谷津の豊かな生態系を垣間見る事が出来ました!ただ、田んぼの沼に足をとられ、服が泥んこになったのは想定外でした笑
田植えの他にはバイオ炭作りと水路整備を行いました。気温が高く汗をかきながらの活動でしたが、谷津に時折入ってくる爽やかな風がとても気持ちよかったのが印象的でした。夏の訪れを感じた活動でした。
次回活動日は7月11日(金)です。
来月は再生活動の他にホタル観賞会もあります。ホタル観賞会に参加する為には申し込みが必要ですので、詳しくはプチ谷津ウォークのチラシを参照してみてください!
その他、7月は谷津で様々なイベントが開催されますので、興味がある方は是非参加してみてください!
「八ツ堀」とは現地の小字名、「しみず」とは湧き水の別称、「谷津」とは台地が侵食されてできた谷地形を表す言葉です。
かつては稲作が営まれ、人と自然が適度にかかわり、持ちつ持たれつの関係が保たれていました。谷津という水がある環境は、水辺を必要とする動植物にとって不可欠な生息・生育の場です。
しみず谷津では、地表に降った雨水が約8年の歳月をかけて湧き水として地表に再び現れると言われています。
春にはセリやおたまじゃくし、夏にはカエルたち、サシバやカブトムシなど、四季をとおしてさまざまな動植物に会うことができます。
リビングラボとは、社会課題の解決を目指した空間や活動のことです。しみず谷津では、四季をとおしてさまざまな団体や組織の枠を超えて、「谷津」という環境を知っていただけるような活動を続けています。